課題
- 現金回収のルートや頻度など業務フローを構築する必要性。
- 現金での決済金額ミスの発生可能性。
- キャッシュレス派の利用ハードルが高い。
OneQRで解決
- 現金回収業務がないため、サービスローンチ初期から販路拡大に専念可能。
- スマートフォンから商品を選び決済に進むため、金額ミスが発生しない。
- 決済方法の多様化により利用者増加が期待される。
TANPAC株式会社は、カラダづくりを志す人へ「機能としての美味しい高タンパク低カロリー料理を提供する」という新しい価値観を世の中に広めていくために、「筋肉食堂」の実店舗運営だけでなく、オンライン通販事業や法人様向けの社食の福利厚生サービス、アスリートサポート事業を展開しています。
社食の福利厚生サービス「筋肉食堂Office」でOneQRをご活用いただくにあたり、これまでの課題や今後への期待を事業開発部 統括マネージャー 二上氏に伺いました。
事業内容のご紹介をお願いします。
二上氏:
「高タンパク低カロリー料理」を提供する飲食店「筋肉食堂」の運営を軸に食のソリューションを提供しています。
コロナ禍が落ち着き、以前のようにフル出社する社員が減少する中、社員食堂の運営にもテコ入れを行う企業が増えました。一方、健康経営を推進するため、社員の食生活支援の方法も模索する必要があります。そこで、もともと手がけていたtoC向けの冷凍弁当販売を「筋肉食堂Office」と名付け、法人向けにも行うことにしました。おいしさはもちろん、管理栄養士が監修したPFCバランスの100種類を超えるバリエーションのお弁当を用意しています。従業員数名〜1,000名と様々な企業規模、業種のお客様に導入いただいており、導入数は累計200社にのぼります。
今回、「筋肉食堂Office」でOneQRを導入いただきましたが、利用方法などを具体的に教えてください。
二上氏:
「筋肉食堂Office」専用の冷凍庫を設置するので、企業は電子レンジさえあればあとは何も必要なく、約10日ほどで導入が完了します。設置型のため24時間いつでも利用できるので、朝食、昼食、夕食、間食と様々なシーンに対応する食事を取り揃えています。
企業専用のQRコードを用意しており、専用アプリのダウンロードや事前登録なしでご購入いただけます。
OneQRを導入するまでの課題を教えてください。
二上氏:
これまでオフィス販売は現金の取扱が主流だったこともあり、サービス立ち上げ当初は、現金払いを検討していました。一方、社員数もまだ多くないベンチャー企業が、頻繁に現金回収に伺うことは難しいという、事業者としての課題を抱えていました。
また、軽食や飲料よりも1食あたりの金額が高く、現金では決済金額のミスが起こりうること。現金を持ち歩かない方はそもそも利用できず購入のハードルが高くなってしまうなど、購入者側の課題。現金管理コストがかかるという導入企業側の課題。3者それぞれにデメリットが発生します。
無人販売での現金取り扱いは、事業者、導入企業、購入者全てに負担がかかりますね。
二上氏:
はい。そこで、現金決済ではなくバーコード決済を導入することになりました。
当初は、弊社が直接決済ブランドを導入していたのですが、より多くのブランドを取り扱うとかなりの労力が必要でした。新規事業ということもあり、導入社数を増やさなければならないタイミングで、ブランドの開拓に時間を割くことは難しいなと。
そこで、一括で複数ブランドを導入できるマルチ決済サービスを探していたところ、OneQRを見つけました。
その中でOneQRを導入された決め手を教えてください。
二上氏:
3つあります。
1つ目は取り扱いブランドが多いこと。国際系のブランドもあるため、今後グローバル企業などに導入していただく際にメリット感が強いと考えました。
<OneQR対応決済ブランド>
2つ目は運用コストが安価なことです。POSレジシステムも比較検討しましたが、コストが高く、サービス立ち上げ初期では手が届かないと感じました。OneQRは初期費用も抑えられているので、とてもありがたいです。
最後に、アプリではなくブラウザ上で購入できることです。アプリダウンロードの一手間が加わることで、購入者の利用ハードルが一段上がってしまいます。OneQRはブラウザ上での事前登録も必要ないので、より手軽に利用いただけると考えました。
導入による効果はどのように感じていらっしゃいますか?
二上氏:
サービスを立ち上げて早々にOneQRを導入したので、現金回収の業務フローを構築せずに販路拡大に集中できました。
また、企業としても導入したからには利用率を高めたいという希望があります。「筋肉食堂Office」のコンセプトに加えて、決済方法や購入方法などの付加価値が利用率に寄与すると評価されるため、競争優位性を保つためにも初期から導入していてよかったと感じます。
一部API連携なども行っていますが、その他に機能のご要望はありますか?
二上氏:
在庫や売上に関してはAPI連携でシステムを構築しています。導入企業に管理画面の権限をお渡しし、一部販売実績などを確認できるようにしているのですが、確認のみでデータのダウンロードはできない仕様となっています。
導入企業の管理画面上でもデータダウンロードが可能となれば、さらに利便性が向上すると感じています。
貴社の今後の展望を教えてください。
二上氏:
より多くの働く人々の健康を、食事から支えていくことが「筋肉食堂Office」の使命です。そのためにも、簡易的なシステムで購入障壁をなくしていきたいと考えています。
例えば、交通系ICシステムをより安価に導入できる、社員証を利用して購入するなど、オフィスにいる全ての人が手軽に利用できる環境を実現するため、OneQRとさらなる連携をしていきたいたいです。
サービス立ち上げ初期からOneQRを導入いただき、ありがとうございます。